アメリカでの引っ越し・生活準備
今回は初めて、生活のことについて書こうと思います。
入学して最初の半年ほどは、シェアハウスで暮らしていました。
初めての海外での生活だったので、日本のウェブサイトで「シアトル シェア 掲示板」とかで検索すると出てきたサイトでよさそうなところを選びました。家賃はネット光熱費込みで850ドルです!デポジットも850ドルでした。
最初は一人より家に誰かがいた方が分からないことも聞けて安心だと思ったこと、スーパーは大学の帰りに寄れると思ったこと、日中は大学で過ごすつもりだったので家は眠れれば良いと考えていたことから、アパートではなくシェアハウスに決めました。
しかし実際には、コロナの影響で授業やミーティングもオンラインになりほとんど家にこもりきりの生活になってしまいました。
家にこもるとなると、部屋の日当たりが悪い、部屋の照明が暗い、スーパーが遠い、キッチンが共用で少し気を遣う、など、困ったことが出てきてしまいました。
コロナ禍で気持ちよく暮らすためには部屋の快適さが重要だということに気づかされたので、入学から約半年後に引っ越しを決意しました!
シェアハウスから、アパートへの引っ越しです。
シェアハウスの契約上、引っ越しをする○ヶ月前までに申し出るという取り決めがありましたが、それ以外は礼金がかかることもなく、しっかりと清掃して退去したことでデポジット850ドルも全額戻ってきました。
もちろん家によって違いはあると思うのですが敷金礼金などの負担が少なくて、日本よりも引っ越しの敷居が低いような気がしました。
部屋探しについて
まずはApartments.comでよさそうなところの目星をつけました。重要視したのは、近くにレストランやスーパーが多いかどうかです。
アメリカのアパートは独自のホームページを持っていることが多く、Apartments.comで目星をつけた後はホームページを見ながら、オンライン上で契約まで行いました。
ホームページには部屋の間取りや写真が載っていたり、ストリートビューのようなビデオで擬似的に内見ができたりしました。見たい部屋の情報が載っていない時はメールで問い合わせたりもしました。
問い合わせをしてもなかなか返事が来なかったり、なぜか他人の契約書が送られてきたり(!)、必要な書類の手配が間に合わず入居予定日に入居できなかったり(!!)しましたが、何とかなりました。笑
きっとやってくれるはずだとは考えず、こちらから進んで質問や確認をすることが大事な気がします…!
MFTEユニットについて
私が住んでいるシアトルには低所得者向けのMFTEプログラムというものがあり、アパートメントの全ユニットのうち数ユニットがMFTEユニットに割り当てられることがあります。
このMFTEユニットは通常のユニットに比べて500ドルくらい、もしかすると半額くらい安く借りられるのでおすすめです!契約時に直近3か月分の給与明細を出す必要がありましたが、大学のRA/TAであれば確実に借りられると思います。ただし、競争率は高いです。
私は一度バーチャルの内見をお願いしようとメールでやり取りしている間にMFTEユニットを他人に契約されてしまいました。
その経験を踏まえて(?)、次の機会ではホームページで大体の様子をつかんだらすぐにApplyしました。Applyすると部屋を仮押さえしてもらえ、そのアパートに入居する資格があるかを調べてくれます。
Applyには50ドルほどかかりますが、これをしてしまえば他人に部屋をとられる心配はありません!。
また、この時点ではデポジットも払っていないし契約もしていないはずなので、そのあとに内見をして、いやなら契約しなければOKです。50ドルは無駄になりますが、どうしてもその部屋が欲しいなら先にapplyしてしまいましょう!!
また、ほとんどのアパートで給料に関する条件(月3000ドル以上など)が定められていることがありますが、足りていなくても銀行口座にある一定以上の金額が入っていれば問題ないようです。
引っ越しについて
シェアハウスの部屋にはベッドや机、椅子などが備え付けてあったので、自分の家具は買い足した机くらいでした。
あとは小さな家電や服、日用品などだけだったので、新しい部屋まで自力で荷物を運ぶことにしました。
バスと電車で荷物を持って往復することも考えましたが、Uber(タクシー)を利用した方が楽かつ経済的だと気づき、そうしました。
引っ越し当日、道端にすべての荷物を運んでからUberを呼び、Uberが来たらこれらの荷物を載せて良いかと確認して急いで荷物を載せ、自分達も乗って移動しました。
運転手さんがとても良い人で、大荷物でも問題ないと言ってくれて助かりました。
荷物を下ろす時には手伝ってくれて、帰り際には手を振ってくれました!
マットレスを買う
初日にどうしても買いたかったのがマットレスです。
どこで買えば良いのか分からず、Twitterで質問してみたところ、mattress firmというマットレス屋さんをおすすめしてもらったので行ってみることにしました。
予算的も限られていたので、オンラインショップで目星を付け、これありますか?と店頭に聞きに行ってみました。
すると、そのマットレスは無いけど同価格帯のこのマットレスなら別の店舗にあるよ!それなら今日持って帰れるよ!と、そのマットレスを出して寝かせてくれました。笑
そのマットレスには高い値札(予算の倍以上の値段)がついていたのですが、予算内の値段になるから大丈夫!とのことだったので、何度も聞き直して確認してから(笑)、言われた通り別の店舗に向かいました。
本当にマットレスがありました。ロール状に巻かれて箱に入った状態で置いてありました。
Uberに載せて帰るといいよ!とアドバイスしてもらったので、お店の前にUberを呼び、後部座席の膝の上にマットレスを載せ家まで帰りました。
この運転手さんも良い人だったなぁ。
こうして無事に初日からマットレスで寝ることができました。
その他の家具や日用品の買い物
どこで何を買ったか書いておこうと思います。
アメリカのスーパーはすごいです。何でもあってイオンみたいな感じです。
Amazonもやっぱり便利。IKEAやダイソーはお得で見てるだけでも楽しい。笑
○スーパーで買ったもの
シャワーカーテン
シャワーカーテンの金具
バスマット(バスタオルで代用)
お皿の水切りかご
掛け布団(アメリカではcomforterと言うそうです)
シーツセット
フライパン(大・小)
鍋
オーブン皿
クイックルワイパーみたいなやつ(swiffertという商品)
○Amazonで買ったもの
キッチンツールセット(おたまとかフライ返しとか)
包丁
椅子
机
ランプ(sky floorlampという商品の明るさが気に入り2個買いました)
バスタブの髪の毛キャッチャー
トイレブラシ
体温計
髪の毛を切るハサミセット
○IKEAで買ったもの
ベッドフレーム(組み立てに2~3時間かかったけど木製でかわいくて気に入っています)
クローゼットの吊るす収納
お風呂の壁に付ける吸盤のラック
グラス
洗濯物かご
花瓶(ファーマーズマーケットに売っているお花を飾りたかったので笑)
ミニほうきちりとりセット
○ダイソーで買ったもの
お茶碗
お皿
菜箸
スポンジ
まな板
タッパー(レンジもオーブンもできるガラス製のものが便利でした。)
ボウル(レンジ可なので、ボウルとレンジでお米を炊いています。笑)
コロコロ(アメリカでは結構高いです。IKEAには安いのがありました)
小物収納のかご
こんな感じですかね~。
引っ越し代やマットレス代も含めて全部で1000ドル以内で揃えられました!
何をどこで買えば良いのか、それぞれいくらくらいするのか、色々分からず不安だったのですが、実際に探し始めるとほとんど困ること無く順調に買い揃えることができて、楽しかったです。
あ、上に書いていませんが、Amazonで売っていた海外製のライスクッカーは買って割とすぐに壊れました(笑)
でも迅速に返金してもらえたので全然問題なしです!
それをきっかけにレンジ炊飯がマスターできました。レンジ炊飯でなんとかやっていけそうです。
新しい部屋の暮らしやアパートの周りの環境にも慣れてきて、引っ越して良かったと思っています。